技術士

技術士とは、科学技術の分野において高度な知識や技術を持ち、その分野における専門的な業務に従事することができるとされた国家資格のことを指します。
技術士は、工学、建築学、情報処理学、農学、水産学、繊維学、商学など、さまざまな分野において認定されています。

技術士は、国家試験に合格し、日本技術士会に登録されることで認定されます。
技術士の業務は、専門的な技術や知識を活かし、設計・製造・施工・管理・監査などの分野で活躍することが求められます。
例えば、建築や土木工事、製造業、エネルギー関連など、幅広い分野で技術士が活躍しています。

資格情報

難易度・合格率

技術士は技術士法に基づく国家資格であり、取得の難易度は高いです。

 合格率は15%~20%程度といわれています。

受験資格

技術士の一次試験の受験資格は特にありません。

 ただし、二次試験については「一次試験合格後、技術士補として技術士を4年以上にわたり補助する業務に就いた者」などの実務経験が必要になります。

更新の有無

技術士には、一定期間ごとに更新が必要です。技術士法により、技術士は更新登録を行うことで、有効期限を更新することができます。

更新登録には、技術士としての継続的な活動実績や、技術士としての知識や技術の維持・向上を示すための研修や実務経験、業務実績の提出などが必要です。

また、一定の基準を満たした場合には、資格の更新を行うことができます。 

更新期間は、原則として5年ごととなっており、更新期間内に更新手続きを行わない場合には、資格が失効します。

技術士は、継続的な学習や業務経験によって、専門性を高めていくことが求められています。

そのため、定期的な更新登録を行い、資格の維持をすることが必要となります。

試験について

技術士の試験には第1次試験と第2次試験があります。

第1次試験は3科目あり「基礎科」「適正科目」「専門科目」があります。いずれも5択のマークシート式問題です。
設問数については、基礎科目が30問、適正科目が15問、専門科目が35問、合計で80問となっています。

専門科目については、事前に選択した部門の問題にのみ解答をします。

第2次試験では記述試験、口頭試験があり、口頭試験は記述試験で合格した方のみが受験可能です。

記述試験では、専門知識や応用能力、問題解決能力などが判断されます。
技術部門全般の知識が必要となる問題が必須科目となり、600字の用紙3枚の文章を提出します。

口頭試験では、コミュニケーション能力やリーダーシップなどの実務能力、技術士としての適格性を判断されます。

認定団体

文部科学省

お仕事情報

仕事内容

技術士の仕事内容は、業種や専門分野によって異なりますが、一般的には以下のようなものが挙げられます。

技術的なアドバイスやコンサルティング業務

設計・開発業務

品質管理や検査業務

経営戦略や研究開発の企画・立案

法的・技術的な調査・分析業務

技術士は、その専門性を活かし、幅広い分野で活躍することができます。

どんな人に向いている?

技術士として活躍している人は建設業界に多いです。
建設業界でのキャリアアップを目指したい人に向いています。

取得のメリット

技術士は科学系のなかでも非常に難しいといわれている資格です。
取得できた場合には技術コンサルタントや建設業界などで昇給や昇格が見込めます。

平均年収

技術士の平均年収は550万円程度だといわれており、日本人の平均給与に比べて高い収入が期待できます。