浄化槽設備士

浄化槽設備士とは、浄化槽法に基づき、浄化槽工事に関係する知識や技能を認定する国家資格です。し尿および雑排水の公共水域への放流は、終末処理下水道や法で定められた処理施設による場合を除き、浄化処理を行った後でなければなりません。浄化槽の設置工事には、国家資格である浄化槽設備士の実地の監督が必要です。

資格情報

難易度・合格率

近年の合格率は約30~45%ほどです。

受験資格

受験資格は以下となります。

①学歴によって定められた実務経験年数を持つ者
②1級または2級管工事施工管理技術検定に合格した者
③職業能力開発促進法による技能検定の1級または2級配管(建築配管作業)に合格した者

更新の有無

更新の必要はありません。

試験について

試験内容は以下となります。

【浄化槽設備士試験】 
学科
①機械工学、衛生工学等(浄化槽工事を行うために必要な機械工学、衛生工学、電気工学、建築学に関する知識 ほか)
②汚水処理法等(汚水の処理方法に関する知識 ほか)
③施工管理法(浄化槽工事の施工計画の作成方法、工程管理、品質管理 ほか)
④法規(浄化槽工事に必要な法令知識)

実地
施工管理法(施工図作成等を適切に行える応用能力)

【浄化槽設備士講習】
5日間、37時間で最終日の効果評定で基準に達した場合のみ、修了と 認められます。
①浄化槽概論
②法規
③浄化槽の構造および機能
④浄化槽施工管理法
⑤浄化槽の保守点検および清掃概論
※浄化槽管理士には講習教科目一部免除制度がある 

認定団体

国土交通省

お仕事情報

仕事内容

建設会社や設備会社が主な就職先となり、浄化槽の設置工事において、高度な知識・技能を用いて施工管理や施工図の作成等を行います。工事に対する指導、作業工程管理、調整等も行います。

どんな人に向いている?

環境の分野に関心がある人や公共水域の汚染を防ぐ責任感が強い人に向いています。

取得のメリット

浄化槽管理士の資格を持っており、上位資格へキャリアアップしたい人は取得をすることで年収アップも見込めます。浄化槽工事業者は、浄化槽設備士を配置しなければならないため、本資格を保有していると、転職に有利に働くでしょう。

平均年収

サラリーマンの平均年収よりも若干低めですが、企業規模等に左右されます。