鉄骨製作管理技術者

鉄骨製作管理技術者とは、鉄骨製作加工現場において、設計図等の受領から鉄骨の引き渡しまでの工程全般に必要な能力や知識を認定する資格です。

資格情報

難易度・合格率

合格率は以下になります。

【1級】:67%
【2級】:68%ほど

受験資格

鉄骨製作管理技術者試験は1級、2級が存在し、それぞれの受験資格は以下になります。

【1級】
・大学院、大学、高等専門学校の専攻科の指定学科卒業後、実務経験1年以上の者、指定学科以外は実務経験が3年以上の者
・短大、高等専門学校の指定学科卒業後、実務経験2年以上の者、指定学科以外は実務経験4年以上の者
・修業年限2年以上の専修学校の専門課程後、実務経験3年以上の者
・高校の指定学科卒業後、実務経験4年以上の者、指定学科以外は実務経験7年以上の者
・鉄骨製作管理技術者2級取得後、実務経験2年以上の者
・実務経験8年以上の者
・1級建築士の有資格者
・技術士(建設部門)の有資格者
・溶接管理技術者認定基準(WES8103)1級以上の有資格者

【2級】
・大学院、大学、高等専門学校の専攻科の指定学科卒業後、実務経験1年以上の者、指定学科以外は実務経験2年以上の者
・短大、高専の指定学科卒業後、実務経験1年以上の者、指定学科以外は実務経験2年以上の者
・修業年限2年以上の専修学校の専門課程後、実務経験1年以上の者
・高校の指定学科卒業後、実務経験2年以上の者、指定学科以外は実務経験3年以上
・実務経験5年以上の者
・2級建築士以上の有資格者
・溶接管理技術者認定基準(WES8103)2級以上の有資格者

※実務経験内容は以下になります。
・鋼構造物を製作する企業、事業所等における建築鉄骨の設計・工程管理・品質管理・施工管理
・建設会社、設計事務所等での鉄骨建築物の設計・工事管理・施工管理
・官公庁における建築行政、営繕
・大学、研究所等における建築に関する研究・教育等

※指定学科とは
① 建設系
② 金属材料系
③ 機械系
④ 電気系
⑤ その他の機構が認めるもの

更新の有無

更新が必要な資格となります。資格取得後、5年毎に資格更新を行う必要があります。

試験について

以下の分野から計50問を出題します。詳しくは鉄骨技術者教育センター参照ください。

【1級】
(1) 鉄骨構造   問題数9問
 構造力学の基礎、構造設計の基礎、接合部および接合方法、鋼材の種類・諸性質
(2) 鉄骨加工   問題数20問
 製作管理・工程管理、工作図作成、加工・溶接技術・溶接施工及び施工管理、高力ボルト工作、防錆塗装
(3) 品質管理       問題数15問
 品質マネジメントと品質管理の基礎(統計的処理を含む)、書類検査、材料検査、製品工程間検査、製品検査、溶接部検査、非破壊検査
(4) 安全衛生       問題数3問
 労働安全衛生法概要、重量物の取扱い、輸送管理の概要
(5) 建築法規       問題数3問
 建築基準法概要、構造関係法規概要

【2級】
(1) 鉄骨構造   問題数4問
 接合部および接合方法、引張強さ490N級までで板厚40mm程度以下の鋼材の種類・諸性質
(2) 鉄骨加工   問題数25問
 製作管理・工程管理、工作図作成、引張強さ490N級までで板厚40mm程度以下の鋼材の加工・溶接技術・溶接施工及び施工管理、高力ボルト工作、防錆塗装
(3) 品質管理       問題数15問
 品質マネジメントと品質管理の基礎、書類検査、材料検査、製品工程間検査、製品検査、溶接部検査、非破壊検査
(4) 安全衛生       問題数3問
 労働安全衛生法概要、重量物の取扱い、輸送管理の基礎
(5) 建築法規       問題数3問
 建築基準法概要、構造関係法規概要

認定団体

一般社団法人 全国鐵構工業協会国土交通省

お仕事情報

仕事内容

鉄骨製作会社において、建設現場における鉄骨工事に関わる管理全般を行います。鉄骨製作管理技術者がいることで、生産から管理までを行えるため、安定した品質を保つことができます。

どんな人に向いている?

倉庫や高層ビルに使用される鉄骨の設計や管理には、正確な作業が求められます。そのため、作業に慎重に取り組める人に向いているといえます。

取得のメリット

本資格を保有していると、仕事の幅が広がるため、キャリアアップにつながります。また、鉄骨製作管理技術者を置くことで、企業の信頼性を高めることも少なくないため、就職に有利に働くでしょう。

平均年収

経験やスキル、勤務先によって異なります。