建築鉄骨製品検査技術者・建築鉄骨超音波検査技術者

建築鉄骨検査技術者とは、建築で使用される鉄骨を検査するために必要となる知識・技術・能力の審査をする専門家で、「建築鉄骨製品検査技術者」と「建築鉄骨超音波検査技術者」の2種類存在します。

資格情報

基本情報

・建築鉄骨製品検査技術者
建築鉄骨の精度や溶接部外観等の検査に対して、計画立案、検査実施および合否判定を行う技術者のための資格です。

・建築鉄骨超音波検査技術者
建築鉄骨溶接部の超音波探傷検査に対して、計画立案、検査実施および合否判定を行う技術者のための資格です。

難易度・合格率

基本的な知識を有していればそれほど難しい試験ではありません
講習会を受講すればほぼ確実に合格することができます。

2020年度合格率は約85%です。

受験資格

※受験資格は、一般社団法人 鉄骨技術者教育センター参照

【建築鉄骨製品検査技術者】
①受験申請時に下記に示す学歴または資格に該当する実務経験年数を有する者が対象となります。
・大学院・大学・高等専門学校の専攻科を卒業し、実務経験が1年以上の者(専攻科以外は実務経験が2年以上の者)
・短大・高等専門学校の専攻科を卒業し、実務経験が1年以上の者(専攻科以外は実務経験が2年以上)
・専修学校の専門課程の専攻科(修業年限2年以上)を卒業し、実務経験が1年以上の者
・高校の専攻科を卒業し、実務経験が2年以上の者(専攻科以外は実務経験が3年以上)
・上記以外は実務経験が5年以上の者

【建築鉄骨超音波検査技術者】
次のいずれかに該当する者が対象となります。
①受験申請時にJIS Z 2305:2103「非破壊試験技術者の資格および認証」に基づき日本非破壊検査協会が実施するUTレベル3、レベル2、レベル1のいずれかの試験の合格証または資格証明書を有し、かつ鉄骨溶接部の超音波検査についての実務経験が1年以上の者
②受験申請時にJIS Z 2305:2103「非破壊試験技術者の資格および認証」に基づき日本非破壊検査協会が実施するUTレベル3、レベル2、レベル1のいずれかの試験の合格証または資格証明書を有し、かつ実技試験合格後2年以内に鉄骨溶接部の超音波検査についての実務経験が1年以上の者

更新の有無

有効期限は5年間となります。
①資格の継続
新規および更新の認定登録後、有効期間満了の前1年以内に鉄骨技術者教育センターが実施する継続講習を受講することにより、有効期間を5年間延長することが可能です。
②資格の更新
継続により延長した有効期間の満了の前1年以内に鉄骨技術者教育センターが実施する更新試験(実技)に合格すると、更新の認定登録を受けることが可能です。

試験について

試験の内容は以下となります。

【建築鉄骨製品検査技術者】
学科試験
鉄骨構造、鉄骨溶接、鉄骨製作材料、鉄骨検査一般、鉄骨の精度、外観検査、検査計画立案に関する知識

実技試験
製品精度検査、溶接検査および判定 

【建築鉄骨超音波検査技術者】
学科試験
鉄骨構造、鉄骨溶接、鉄骨製作材料、鉄骨溶接部の超音波探傷検査計画、建築学会UT規準の運用方法、合否判定等に関する知識

実技試験
距離振幅特性曲線の作成、鉄骨溶接部の超音波探傷試験および判定

認定団体

一般社団法人 鉄骨技術者教育センター

お仕事情報

仕事内容

建築業関係の企業で、鉄骨についての製品検査・不具合解析をします。鉄骨が製品として品質に問題ないことを確認します。

どんな人に向いている?

製品のチェックを行うので、細かいチェックが苦手ではない人や安全意識が高い人に向いているといえます。

取得のメリット

品質チェックを行える専門家がいるということで、お客さんからも信頼されます。本資格を保有していると、就職や転職に有利に働くでしょう。

平均年収

平均年収は400万円程度でそこまで高くない印象がありますが、転職などには有利に働くと言われています。