衛生管理者

衛生管理者とは労働安全衛生に関する国家資格です。産業界や建設業界などで、労働災害防止に関する業務に従事する人や、安全衛生の専門知識を必要とする業務に従事する場合に必要となる資格です。

資格情報

基本情報

衛生管理者には、一種と二種という2つの種類があります。


【一種】
従業員が50人以上の企業において、労働災害や健康被害を予防するための衛生管理に関する業務を担当することができる
飲食店や小規模の事務所などには必要ない場合が多い


【二種】
一種と同様の業務を担当することができるが、有害業務に関わる事業所は担当できない

つまり、有害業務の関連によって必要な衛生管理者の種類が異なります。

難易度・合格率

2020年の合格率は第一種が43.8%、第二種が52.8%と受験者数の約半分が合格しています。
国家資格ですが、しっかりと勉強していればそれほど難しくはありません

受験資格

第一種と第二種の受験資格は共通です。


・大学・短期大学または高等専門学校を卒業後に1年以上の労働衛生の実務経験がある者
・中学・高校を卒業後に3年以上の労働衛生の実務経験がある者
・10年以上の労働衛生の実務経験がある者
といった多くの条件があります。
一部試験の免除や特例などもあるので、安全衛生技術試験協会のホームページで確認しましょう。

更新の有無

第一種・第二種ともに一度取得すると一生有効なもので、更新のために何か手続きをしたり、試験を受けたりする必要はありません。

試験について

試験会場は、全国7ブロックに設けられている安全衛生技術センターです。

試験日や受験場所については安全衛生技術試験協会のホームページで公開されているので、試験日の2週間前までに申し込み手続きを行いましょう。

 

試験問題は関係法令、労働衛生、労働生理の3つの範囲から出題されます。 
出題数は第一種と第二種で異なり、第一種は関係法令が17問、労働衛生が17問、労働生理が10問の合計44問です。 
一方、第二種は関係法令、労働衛生、労働生理がそれぞれ10問ずつ、合計30問と少し少なめに設定されています。

認定団体

厚生労働省

受験者の声

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かなさん さん

社内での安全衛生活動では資格者が必要であり、総務部勤務の人は取っていたほうが有利になります。

お仕事情報

仕事内容

衛生管理者は、企業において労働者の健康を守るために様々な業務を担当する役割を持っています。具体的には、作業環境の健康管理、従業員の健康管理、衛生教育、法令遵守、衛生管理業務の記録・報告などがあります。

どんな人に向いている?

衛生管理者は、企業にとって重要な役割を担う存在です。自分が健康について知り、人と接することが好きで、問題解決に取り組むことができる人にとって、やりがいのある仕事になるでしょう。

取得のメリット

さまざまな業種で活かせる資格です。
事業場では一定の規模によって必ず衛生管理者を置かなければならないため、転職にも有利となるでしょう。企業によりますが、資格手当や昇給も期待できます。

平均年収

企業により異なりますが、ほかの業務と兼任することもあります。
年収の幅は広い傾向にあり、350~800万円くらいです。