仕上げ技能士

仕上げ技能士とは、手工具や工作機械を用いた機械部品の仕上げや組立等に求められる技能を認定する国家資格となります。

資格情報

基本情報

仕上げとは、やすり・きさげといった工具を使い、金属材料や部品を加工する職種となっており、カテゴリとして治工具仕上げ作業、金型仕上げ作業、機械組立仕上げ作業に区分されます。
近年では工作機械の精度が向上しており、以前に比べ手仕上げの必要性が少なくはなってきておりますが、機械部品製造の最終段階で人の手と目で精度の高い手仕上げを行うため、機械のジャンルによって非常に有益な資格となります。

難易度・合格率

近年の合格率は約44%です。

受験資格

受験資格は以下となります。

【特級】
・1級合格後5年以上の実務経験

【1級】
・7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上の実務経験、3級合格後4年以上の実務経験
※学歴により必要な実務経験年数が異なります。

【2級】
・実務経験2年以上、または3級合格者
※学歴により実務経験が不要になります。

【3級】
・不問

更新の有無

更新の必要はありません。

試験について

試験内容は以下となります。

【特級】
学科試験
・工程管理
・作業管理
・品質管理
・原価管理
・安全衛生管理および環境の保全
・作業指導
・設備管理
・仕上げに関する現場技術

実技試験
・工程管理
・作業管理
・品質管理
・原価管理
・安全衛生管理
・作業指導
・設備管理

【1級・2級】
学科試験
・仕上げ法
・機械要素
・機械工作法
・材料
・材料力学
・油圧および空気圧
・製図
・電気
・安全衛生
・選択科目
 ・治工具仕上げ法
 ・金型仕上げ法
 ・機械組立仕上げ法

実技試験
・選択科目
 ・治工具仕上げ作業
 ・金型仕上げ作業
 ・機械組立仕上げ作業

【3級】
学科試験
・仕上げ法
・機械要素
・機械工作法
・材料
・製図
・安全衛生
・機械組立仕上げ法

実技試験
・機械組立仕上げ作業

認定団体

厚生労働省

お仕事情報

仕事内容

主に精密機器、自動車、医療機器、農業用機械等の機械を扱うメーカーが勤務先となります。
機械組立工の仕事は、同じ作業を繰り返すレーン作業、部品の組立から完成までの工程を行う組立作業に区分されますが、仕上げ技能士の資格がある場合には主に組立作業の工程での活躍が期待されます。

どんな人に向いている?

長時間同じ作業を繰り返し行うこともあるため、根気よく取り組める方や集中力の高い方に向いているといえます。

取得のメリット

有資格者を歓迎しているところが多く、資格手当が見込める資格になっております。

平均年収

求人サイトによっては400~800万円程度の求人もありますが、経験やスキル、勤務先によって異なる場合が多いようです。