計装士

計装士とは、装置の取付けや配管、配線工事等の設計、監督を行う専門家のことを指します。計装技術とは、産業分野での装置の円滑使用のために計測制御機器を設置する技術です。1級試験に合格し、電気工事か管工事の実務経験を1年以上積めば、主任技術者としても活躍できます。

資格情報

難易度・合格率

2021年度の合格率は以下になります。

【2級】
学科:67%、実地:80%

【1級】
学科:68%、実地:73%

受験資格

受験資格は以下になります。

【2級】
・計装工事の設計、施工の実務経験が2年以上の者

【1級】
・計装工事の設計、施工の実務経験が5年以上の者
・2級合格後、実務経験が4年6か月以上の者

※1級の実務経験年数には、指導監督的実務経験1年以上を含みます。
実務経験とは、建築物その他の工作物、またはその設備において、計測、制御、監視設備工事または電気通信設備工事の設計、施工に従事することをいいます。指導監督的執務経験とは、工事の施工管理業務に従事した経験等を言います。

更新の有無

知識と技術の維持向上が目的で、5年ごとに講習の受講が義務付けられています。

試験について

試験については以下になります。

【2級、1級】
学科
①計装一般知識
②計装設備(プラント、ビル)
③施工管理(プラント設備、ビル設備)
④計装関係法令

実地
・工事計画、材料・製品の判定、計装設計、計装工事設計、制御ロジック、検査ロジック、検査調整、安全衛生、計装工事材料積算、計装工事工数積算

※第1種電気工事士、2級電気工事施工管理技士、2級管工事施工管理技士、2級電気通信工事施工管理技士は2級学科試験の③、④が免除されます。
1級電気工事施工管理技士、1級管工事施工管理技士、1級電気通信工事施工管理技士は2級、1級の③、④が免除されます。

認定団体

日本計装工業会

お仕事情報

仕事内容

計測制御機器の取付や関連する配線、配管工事を行うための、設計や監督を行います。インターネットの普及により近年は、プラントやビルの制御装置を中心に、経営情報システムまで取り扱います。また、製鉄や石油化学等のプラントでも活躍でき、海外拠点で仕事を行う方もいます。

どんな人に向いている?

巨大なプラントでの仕事もあるため、スキルアップを目指している人、視野を広げるために海外の事業に関わりたい人に向いているといえます。

取得のメリット

本資格を保有していると、資格手当が支給されることが多いため給与アップに繋がります。

平均年収

平均年収は約450~700万円です。