電気通信設備工事担任者

電気工事通信設備工事担任者とは、電気通信回線の端末設備工事を行う、情報通信インフラ技術に強いスペシャリストです。電気通信回線設備の損傷や利用者への問題を防止し、人体への影響を与えないように、現場に監督させることは義務付けられています。

資格情報

基本情報

現場で監督する端末設備等の接続に係る工事の範囲は以下となります。

【第1級アナログ通信】
アナログ伝送路設備に端末設備等を接続を行う工事および総合デジタル通信用設備に端末設備等を接続する工事
【第2級アナログ通信】
アナログ伝送路設備に端末設備を接続する工事および総合デジタル通信用設備に端末設備を接続する工事
【第1級デジタル通信】
デジタル伝送路設備に端末設備等を接続する工事
【第2級デジタル通信】
デジタル伝送路設備に端末設備等を接続するための工事
【総合通信】
アナログ伝送路設備またはデジタル伝送路設備に端末設備等を接続するための工事

難易度・合格率

平均合格率は、約36%です。

受験資格

年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。

更新の有無

更新の必要はありません。

試験について

電話・ISDNの工事に関するAI試験とブロードバンド等のデジタル回線工事に関するDD試験に分かれ、以下の科目で行われます。

①電気通信技術の基礎 (電気回路や伝送理論等通信の基礎) 
②端末設備の接続のための技術と理論 (通信のしくみや接続工事の手順、 IP技術、 情報セキュリティ) 
③端末設備の接続に関する法規(工事に 関する法令・規則、不正アクセス行為の禁止等に関する法律) 

【第1級アナログ通信】
すべてのアナログ電話回線ISDN回線の接続工事ができる 
【第2級アナログ通信】
端末設備に収容される外線がアナログは1回線、 ISDNは基本インターフェイス1回線の接続工事ができる (CBT方式 による試験) 
【第1級デジタル通信】
デジタルデータ回線のすべてについて接続工事ができる 
【第2級デジタル通信】
デジタルデータ回線に接続する主として1ギガ ビット/秒以下のインターネット接続に限る工事ができる (CBT方 式による試験) 
【総合通信】
第1級アナログ通信と第1級デジタル通信の対象となるすべての接続工事ができる 
【AI第2種】
端末設備に収容される回線数が、アナログは外線50回線以下かつ内線200回線以下の接続工事、ISDNは64キロビット/秒換算で50回線以下の接続工事ができる 
【DD第2種】
デジタルデータ回線で通信速度100メガビット/秒(主としてインターネット接続においては1ギガビット/秒)以下の回線の接続工事ができる 
※日本データ通信協会が実施する養成講座 (eLPIT)を受講し修了試験

認定団体

総務省

お仕事情報

仕事内容

電気通信回線へ自営電気通信設備、または端末設備の接続工事、監督業務を行います。

どんな人に向いている?

一人で作業をするのが好きな人、様々な知識を習得するのが得意な人には向いているといえます。また、正確な作業が求められるため手先が器用な人にも向いているといえます。

取得のメリット

電気通信業界で働く際に企業によっては資格手当がつくため、給与アップに有利に働く可能性があります。

平均年収

電気通信の工事担任者の年収は平均で500~600万円ですが、経験やスキル、勤務先によっても異なります。