ボイラー技士

ボイラー技士とは、ボイラーを運転したり、保守したり、改造したり、点検したりするための技術者のことを指します。
ボイラーは、熱を発生させるために水や蒸気を加熱する装置であり、発電所や工場、ビルなどで使用されます。
ボイラー技士は、ボイラーの種類や規模に応じて、特級、1級、2級などの資格があり、それぞれに異なる業務を担当することができます。正確で迅速な状況判断力、技術的な知識と経験を必要とする職種であり、安全なボイラーの運転や維持管理に責任を持ちます。

資格情報

基本情報

ボイラー技士には、特級、1級、2級の3つの級があります。それぞれの級に応じて、保有する技術的な知識や経験が求められます。

特級ボイラー技士は、最高位のボイラー技士資格で、主に大型発電所や産業プラントなどの大規模ボイラーの設計、製造、運転、保守、改造などを行うことができます。

1級ボイラー技士は、特級ボイラー技士よりも下位の資格で、主に中型から大型のボイラーの運転、保守、改造、点検などを行うことができます。

2級ボイラー技士は、小規模なボイラーや熱交換器の運転、保守、改造、点検などを行うことができます。また、1級ボイラー技士や特級ボイラー技士の下での補助業務にも従事することができます。

難易度・合格率

ある程度の知識が必要です。
特級の試験は合格率がやや低い傾向となっています。
2020年の合格率を見てみましょう。
【特級】29.1%
【1級】50.9%
【2級】58.4%

受験資格

主な受験資格を紹介します。
【特級】1級ボイラー技士免許を受けた者、大学または高等専門学校を卒業後に2年以上の実地修習を経た者

 
【1級】2級ボイラー技士免許を受けた者、高等専門学校や高等学校などを卒業後に1年以上の実地修習を経た者

 

【2級】制限なし 
ほかにも細かく条件があるので、安全衛生技術試験協会のホームページで確認しましょう。

更新の有無

ボイラー技士の免許には有効期間の設定がないため、更新の必要はありません。

試験について

受験申請書に記入し、安全衛生技術試験協会の本部か各地方の安全衛生技術センターに申し込みます。受験申請書は郵送で取り寄せることも可能です。

2級の資格は、1日2時間程度の勉強で3か月程度が目安です。

認定団体

厚生労働省

お仕事情報

仕事内容

ボイラー技士は、ボイラー設備の運転監視、メンテナンス、改修、安全管理、エネルギー効率の向上などを担当する専門家です。
ボイラー設備が正常に運転し、生産現場や生活環境が安定的に維持・改善されるよう、専門的な知識や技術を活かして業務を行います。

どんな人に向いている?

仕事がていねいで、細かいことに気づける人に向いています。
トラブルへの対応がスムーズにできるよう、判断力やコミュニケーション能力があるとよいでしょう。

取得のメリット

幅広い職場で活躍できるため、転職に有利な資格です。2級を取得すれば、実務経験により特級を目指せる点もメリットと言えます。

平均年収

平均年収は400万円くらいです。企業の規模によっては、管理職で600万円以上になることもあります。